一般歯科|南町田グランベリーパーク駅の歯科|南町田パークサイド歯科

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一般歯科

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当院のむし歯治療

可能な限り痛みを少なく、なるべく削らず、抜かない治療

生涯にわたりご自身の歯で物を噛み、素敵な笑顔でいただくために、歯を残すための治療にこだわります。

おとなの方は全ての治療に高倍率の拡大鏡を用いた精密治療を提供いたします。むし歯の取り残しや歯の削り過ぎを徹底的になくし歯の寿命を少しでも伸ばせるようにしています。

削る量は最小限に抑え精度の高い治療

拡大視野下でむし歯と健康な歯質を慎重に見分けながら、削る量を最小限に抑え、高い精度で詰め物をします。

治療例

1.銀歯のあたりがしみるため治療開始
銀歯のあたりがしみるため治療開始
2.詰め物の中がむし歯に
詰め物の中がむし歯に
3.健康な歯質は触らずにむし歯だけを徹底的に除去
健康な歯質は触らずにむし歯だけを徹底的に除去
4.拡大視野下で精密なコンポジットレジン充填
拡大視野下で精密なコンポジットレジン充填

なるべく抜かない、歯を残すための治療

歯の根の中(根管)までむし歯が進行し、保存ができないと診断された歯でも精密な根管治療を行うことで残せる場合があります。

まずは当院にご相談ください。

根の先に大きな影。他医院で抜歯の診断
根の先に大きな影。他医院で抜歯の診断
拡大視野下で精密根管治療5年経過
拡大視野下で精密根管治療5年経過

根管は人によって、また歯の種類(前歯・奥歯・上下)によって形が大きく異なり、治療にかかる期間は炎症の状態と根管の形に影響されます。炎症が軽度で根管がまっすぐであれば半月~1ヶ月程度の治療期間ですが、炎症が強く、曲がっていたり枝分かれしていたりと複雑な根管の場合には3ヶ月~6ヶ月ほどかかることもあります。変化を感じにくい治療ですがしっかり行うことが歯を残すためには不可欠です。

当院では治療期間の目安をお伝えし、治療のたびに進捗状況をお伝えしています。ご不安や気になることがありましたら、何でもご質問ください。

拡大視野下で診える正しい診断

むし歯の原因として広く知られているのは

  1. 細菌:むし歯菌の存在
  2. 環境:砂糖の摂取量
  3. 宿主:歯のむし歯に対する抵抗性
  4. 時間:酸にさらされている時間

ですが、拡大視野下で治療をしているとそれだけではどうしても説明のつかないむし歯や様々な症状に遭遇することがあり、その原因と考えられているのが噛み合わせの力からくる歯の微細なヒビ(マイクロクラック)です。

肉眼視野下ではなかなか発見することが難しく、“歯がしみる、物を噛むとなんとなく痛い”と言って歯科医院にかかるも、“むし歯ではないので様子をみましょう”と言って経過観察となるケースや、“むし歯の治療をしたけど症状が残っている”という方が多くいらっしゃいます。

肉眼視野下での歯の見え方(イメージ)
肉眼視野下での歯の見え方(イメージ)
拡大視野下でマイクロクラックを確認
拡大視野下でマイクロクラックを確認

当院では従来のむし歯治療においてあまり考慮されていなかったマイクロクラックの存在を重要視した治療・予防を行っています。
マイクロクラックに対する処置はその位置や大きさ、深さによって異なります。“なんとなく違和感がある”、“いつもではないが時々しみる”など、少し気でも気になる方はお気軽にご相談ください。

麻酔の痛みを極力少なく

当院では痛くない麻酔のための4つの工夫があります。

1.表面麻酔の使用

表面麻酔の使用

針を刺す前に歯ぐき表面にジェル状の麻酔薬を塗布し、針が刺さる際の痛みを軽減してます。

2.世界最細の35G注射針を使用

世界最細の35G注射針を使用

へレウスクルツァー社のカルプーレ35G注射針を使用し、針が刺さる際のチクッとした痛みを最小限にしています。(刺されたことに気付かない方もいらっしゃいます)

3.コンピューター制御の電動注射器の使用

コンピューター制御の電動注射器の使用

手で押すタイプの注射器の場合、麻酔液が歯ぐきに入る際圧が加わり痛みを感じやすくなりますが、電動注射器を使用しゆっくりと麻酔液を入れていくことで更に痛みが少なくなります。

4.痛みの少ない場所を見極める

拡大視野下で解剖学的に痛みを感じやすい部分を避けて注射をします。

むし歯の原因

歯垢(プラーク)に含まれる細菌(ミュータンス菌)は糖分やタンパク質を分解します。その際に排出される酸などが、歯のエナメル質やカルシウム、リンなどの成分を溶かしてむし歯を作ります。歯みがきをしていなかったり、甘いものをたくさん食べているのにむし歯がない人は、もともと持っている細菌の量が少なかったり、溶け出したカルシウムやリンなどの成分を元に戻してくれる働きを持つ「唾液」の力が強い人です。

むし歯の発生には以下の要素が密接に関わっていると言われています

1.歯質
歯質は一人一人異なり、むし歯になりやすいかどうかを左右します。歯質を強化するためには、歯の再石灰化を促進するフッ化物を利用したり、唾液の分泌を促進するためによく噛んだりすることが効果的です。
2.細菌
歯垢(プラーク)中に含まれる細菌の量や種類がむし歯の発生に重要と考えられています。日々の歯磨きで細菌の量を減らし、むし歯を予防しましょう。キシリトールやフッ化物には、むし歯の原因となる細菌の活動を抑える働きがあります。これらを活用し、歯科医院でのメンテナンスでも歯垢(プラーク)を除去していきます。
3.糖分
糖分の多い間食が増えると、口の中が酸性になり、むし歯になりやすい状態になります。間食を控えたり、糖分の少ないおやつを選んだり、バランスのとれた食生活を送ることを心がけてください。

むし歯の進行

1.初期のむし歯
歯質は一人一人異なり、むし歯になりやすいかどうかを左右します。歯質を強化するためには、歯の再石灰化を促進するフッ化物を利用したり、唾液の分泌を促進するためによく噛んだりすることが効果的です。
2.歯の内部まで進行したむし歯
エナメル質の内側には象牙質がありますが、むし歯が象牙質まで進むとむし歯の部分が黒く見え、冷たいものや熱いものを食べた時に歯が痛むことがあります。
3.神経まで進行したむし歯
象牙質の内側には、神経や血管が密集した歯髄があります。むし歯がさらに進行して歯の神経までむし歯菌に感染してしまうと歯髄炎となり、歯がひどく痛みだします。こうなると、むし歯になった部分の歯を削るだけでなく、歯髄まで取らなくてはなりません。この段階まで進むと治療が終わるまで時間がかかるうえ、歯髄を取ると歯がもろくなってしまいます。
4.歯の根まで進行したむし歯
むし歯によって歯の上の部分がほとんど溶けてしまい、歯の根に当たる歯根までむし歯が進行した状態を残根といいます。このような歯の根だけ残った部分の先端、すなわち歯槽骨(しそうこつ)の中に膿の袋ができることがあります。この膿の袋が炎症し腫れてきます。ここまで進むと歯を抜かざるをえなくなる場合が多くなります。

むし歯予防で大切なこと

むし歯予防で大切なことは下記4つです。

  1. お子さまのミュータンス菌の感染予防
  2. 砂糖をとる量をコントロール
  3. 歯の質を強くする
  4. 適切な歯磨き

1.ミュータンス菌の感染予防

ミュータンス菌は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には存在しない細菌です。しかし奥歯が生える1歳6ヶ月頃から、周囲の大人の唾液を介してもたらされ、数が多いほど、むし歯になりやすいと言われています。特に糖分をとる機会が増える1歳6ヶ月から、子どもの歯がすべて生えそろう2歳7ヶ月頃までが一番感染しやすい時期ですので、注意が必要です。ミュータンス菌の感染を防ぐためには、まず一番身近なご家族のお口の環境を整え、菌の数を減らしておくことが大切です。

2.ご家族で砂糖をとる量をコントロール

むし歯の原因菌であるミュータンス菌は砂糖を頻繁に摂取すると、歯の表面へくっつきやすくなります。仕上げ磨きがきちんと行われないと、この歯の表面にくっついたミュータンス菌がそのまま定着し、時間が経過すると治療が必要なむし歯にまで発展します。ご家族で砂糖をとる量をコントロールして、毎日の仕上げ磨きをきちんと行っていれば、むし歯は防げるということになります。またお子さまの状態やご家族の事情などで、仕上げ磨きを十分に行うことが難しい場合もありますので、定期的な歯科医院でのクリーニングが歯の表面に定着した菌を取り除く効果がありますので上手に利用することをおすすめします。

3.歯の質を強くする

歯の質を強くするために取り入れたいのがフッ素です。フッ素は歯の質を強化し、むし歯になりにくい丈夫な歯を作る手助けをしてくれます。

また再石灰化を促進し、歯垢(プラーク)の中にも作用して歯を溶かす酸が作られるのを抑える働きがあります。

4.適切な歯磨き

歯の質を強くするために取り入れたいのがフッ素です。フッ素は歯の質を強化し、むし歯になりにくい丈夫な歯を作る手助けをしてくれます。

また再石灰化を促進し、歯垢(プラーク)の中にも作用して歯を溶かす酸が作られるのを抑える働きがあります。

むし歯の原因菌であるミュータンス菌を増やさないためには日々の歯磨きが最も重要です。当院では治療の必要のないようなお口の状態を維持するため、再治療を極力なくすための歯磨きの方法をその方々に合わせて適切にわかりやすくご説明いたします。